GDP不足 [出鱈目経済学]
今日本経済で一番の問題は何かと言うとGDP不足に尽きると思う。
為替の問題もあって単純には言えないが、アメリカのGDPを人口の比率で比較してみると日本のGDP不足がはっきり見えてくると言っていいのかもしれない。
アメリカのGDPはおおよそ1300兆円、これと人口比率で計算すると、日本の場合約520兆円のGDPがないとつり合いがとれない計算になります。
しかし最近の日本のGDPは480兆円前後でうろうろしています。つまりあるべき姿のGDPとの金額との差が約40兆円あるということになります。
つまりこの差を埋めない限り国内の雇用の回復を期待することは難しいかもしれしれません。それだけではなく国の財政にも響きますので、伸び続ける年金や医療費を賄うことが難しくなってきます。
経済だけで見てみると、今政治に求められているのは不足しているGDPをいかにして作り出すのか、それだけではなく逆にGDPを520兆円以上に引き上げるにはどうすべきかがという政策を求めているのであって中途半端な経済政策をいつまでも続けていても仕方がないような気がします。
はたして今の政治家たちにこの問題を解決できる力があればいいのですが。
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