商品が消える？

東北関東大震災から３週間近く過ぎましたが、色々なところで影響が出始めているようです。

先日も看護師さんから聞いた話ですが、注射針が出荷できない状態になっており品薄状態が続いているようです。針そのものは生産されているのですがそれ用の資材工場が被災し出荷できなくなっているようです。特に糖尿病の患者さんは自宅等で血糖値のコントロールのためインスリンの注射を自分でしなければいかないのですが、そのための注射針が不足し始めているようです。

医療以外では、テレビでも報道されていましたが、新聞用インキがなくなるかもしれない状態になっているようです、震災以前と比べると掲載されているカラー写真の数が段々と減ってきているようです。

関西でも部品の調達難から減産に追い込まれる企業が増えつつあります。シンクタンクの予想によると１７００億円くらいの損失になるのではないかと言われています。

被災した企業の方も、他地域にある工場にラインを振り分けたり、復旧工事をして何とか生産を開始ししようと努力をしていますが、やはり生産を軌道に乗せるにはやはり２ヵ月から数ヶ月はかかりそうです。ただ生産が軌道に乗ったとしても計画停電の影響をこの先受けるかもしれません。

当面の間、情報を収集して必要品もしくはそれの代替品を確保しておく必要があるかもしれません。多少出費が多くなるかもしれませんが現状が回復するまではそれを受け入れるしかないようです。

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