韓国で流行し始めているMERS、この先どうなるか予想しました [雑感]
事情については、多くのことが報道されていますので、ここでは書きませんが、ただこの先、こうなってほしくないという私の思いを書くことにしました。
ニュースの中で、気になった記事がふたつありました。
1、標準的なコロナウィルスと99.55%型が一緒だったという記事です。つまり変形して毒性が強くなった可能性はないという記事です。でも0.45%は変形している可能性があるということです。
2、たぶん最初に入院した病院だと思うのですが、病室のクーラーのフィルターから、コロナウィルスが検出されたという記事です。つまり人間の体から外に出ても相当な期間生存できるという記事です。
特に2番目の記事を読んで私は鳥インフルエンザのことを思い浮かべだしました。パターンが似ているからです。当初、今回のコロナウィルスは感染力が弱いとされていました。しかし韓国での感染の状態を見るととても感染力の弱いウィルスだとは思えません。記事によると見舞いに行った健康な人も感染しているというところからもそう思います。
では、その感染力をどこで身に着けたのでしょうか。記事の中に最初に入院した病室の換気が悪かったというのがありました。つまり同じウィルスが人間の体を出たり入ったりを繰り返して感染力を増したのだと思います。鳥インフルエンザも同じパターンで感染力等を増したといわれています。1番の記事の0.45%の変形がその結果なのかもしれません。
今のところ院内感染で発病した人しかいませんが、院外感染での患者が出てくるのは時間の問題だと思います。たぶん状況や潜伏期間等を考えると今週末あたり現れるような気がします。もしそうなれば感染の拡大を防ぐことは、ほぼ無理だろうということになるでしょう。厚生省のHPによると致死率は38%あるそうです。特に肺炎を引き起こしやすく、体に疾患を持っている人の死亡率が高いようです。今のところ対処療法しかありません。それが治療を難しくしています。
このまま終息すればいいのですが、感染力があり、なおかつ生命力もあるコロナウィルスがここままおとなしく引き下がるかどうかは不明です。もし、院外感染者が一人でも出たならば、韓国への渡航は、よほど重要な用事がない限り避けるべきでしょう。
この話は、最悪な状態になってほしくない私の願望です。もしそうなれば日本やそれ以外の国に飛び火することは避けられないからです。
早い時期に、無事終息宣言が出ることを期待したいと思います。
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