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岸和田市大久保橋バス停 [旅行・観光・鉄道・バス]

テレビ東京の人気番組である「ローカルバス乗り継ぎの旅」の第21回目の出発地点が、なんと南海本線堺駅!

多分、撮影されたのが8月頃でしょうから、もしかしたら私と出会っていたかもしれません。もしそうだったら、和歌山市まで行けるバスルートを教えてあげられたかもしれません。

私のブログをお読みいただいた方なら、堺東駅から泉佐野駅まで行けるバスルートを記載してあるのでご存知の方もおられると思いますが、実は結構色々ルート使って移動することができます。

ちなみに、りんくうタウン駅に午後4時までに到着すれば、南海和歌山駅に午後7時頃に到着できます。番組では南海本線佐野駅前でコミュニティバスを降りたのですが、そのまま乗車してりんくう総合医療センター前で行くのが正解だったのですが・・・・、残念でした。

もっとも、粉河に出たのが間違いかと言うとそうとも言えません。実はロケ当時はこのルートが使えませんでしたが、午後5時までに粉河に着くとJR橋本駅前行の始発でありそして最終である路線バスがあります。このバスに乗って橋本に行き、橋本で一泊。翌日早朝、真土行のバスに乗って真土で下車します。真土は奈良県との県境近くにあるバス停です。そこから奈良県側に入り、五条バスセンターまで歩くと、新宮行の路線バスに乗ることができます。9時台のバスに乗ると夕方5時前に新宮に着くことが可能で、その後、バスを乗り継いで行けば二日目で潮岬に到着することができます。ただし、ロケ当日は、このルートが災害による通行止めになっていたので、多分このルートは使えなかったと思います。

実は、私もロケの前後に南海バスに乗って旅をしていました。出発地は大阪の天保山。土日祝日と夏休み等になると南海バスがここまで乗り入れています。

天保山から堺東駅前に出て、そこからは岸和田駅前までは、夷子さんたちが通ったルートとまったく全く同じルートを通って岸和田駅前まで出ました。

岸和田市に久しぶりに来たので少しばかり観光に時間を充てることにしました。急ぎ足でしたが岸和田城まで散策しました。しかし歩くのはいいのですが、暑さにはホトホト参りました。

岸和田駅前に戻り、タイトルにしている最終目的地大久保橋へ南海バスに乗って行こううと思います。

以前私は、牛滝山まで南海バスを乗り継いで行ったことがありますが、大久保橋はその途中にあるバス停で岸和田駅前から乗車して、約20分程で到着するところにあります。やはり、岸和田中心部に近いということもあり、約30分間隔で路線バスが走っています。

大久保橋まで来ると、やはり大阪府の田舎という感じが漂ってきます。それだけ自然豊かと言えるのですが。

大久保橋バス停周辺には民家が数件と岸和田警察署の駐在所があります。道の南側を牛滝川が流れており、小さな橋が架かっていました。ひょっとしてこの小さな橋の名前が大久保橋なのかもしれません。

実は、南海バスが走っている道が2車線の旧道で、100m北側に4車線の新道が通っています。私は予定通り、バス停から新道の方へ歩いて出ることにしました。新道は旧道より高いところを通っているので道は上り坂になります。

新道に出ると左手にガソリンスタンドが見えます。ガソリンスタンドの前が交差点になっており、北側に向かって4車線の道が伸びています。この北側に伸びている道路が府道230号線になります。ガソリンスタンドの前の交差点を渡り、上り坂になっている府道230号線を私は北に向かって歩き始めました。坂を上るにつれて景色が良くなり、右に振り向くと遠くに青々とした和泉山脈も見えてきました。

交差点から少し歩くと阪和道の岸和田和泉ICが見えてきます。阪和道の南側が市の境界線で北側が和泉市になります。そして、阪和道の下を通り歩いて行くと、目の前に「ららぽーと和泉」が見えてきます。ここでお分かりできたと思いますが、つまり大久保橋バス停は、「ららぽーと和泉」の岸和田市側の一番最寄りのバス停になります。多分、大久保橋バス停から「ららぽーと和泉」まで歩いて約15分ほどで到着できると思います。

しかし残念なのは、府道230号線が新道からあと100m南にある旧道まで達していないことです。もし達していたら周辺の公共交通が大きく変わっていたかもしれません。というのも大久保橋バス停周辺には南海バスが旧道から新道へ通り抜けることができる道がありません。かなり大回りしないと道がないのです。この事が実は岸和田市南東部一帯に不利益をもたらしていると私は考えています。

もし、府道230号線が旧道まで達していたらどうなるかを考えてみました。

岸和田市中心部から南海バスで直接ららぽーと和泉へ行くことができるようになります。

しかしそれよりも意義があるのが、通勤通学においてです。現状公共交通、つまり南海バスをを利用して、岸和田市南東部地域一帯から大阪市内にでるには、JR阪和線もしくは南海本線の最寄り駅までバスで出て、乗り換えるしか方法がありません。それが230号線が旧道まで達すると泉北高速鉄道和泉中央駅に直接出ることができます。これにより通勤通学時間が大幅(40分程度)に短縮されることになります。牛滝山へも行きやすくなるだけでなく、今まで牛滝山を遠くに感じて敬遠していた地域の人たちにとっても牛滝山が近郊の行楽地に感じてくれるかもしれません。

わずか100mの差が岸和田市の発展に大きな影を落としているような気がします。証拠と言っては何ですが、岸和田市内にある大久保橋バス停周辺の風景は本当に田舎の風景です。それと比べると和泉市内にあるららぽーと和泉前のバス停周辺の風景は近代的に見えるのは私だけでしょうか。

わずか100mの差が大阪府が抱えている諸問題を表しているような気がします。



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