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円安になるか円高になるか??? [出鱈目経済学]

12月14日、日経平均が大きく下落しました、時間中600円以上も値を下げる場面もあったとか。解説を見ていると原油安による石油関連会社の業績悪化を危惧した売りがメインだったようです。いわゆる評価損を警戒しての売りだったようです。

しかし、考えてみるとおかしいような気がします。確かに原油価格下落は関連企業にとっては、マイナスに働くと思いますが、石油を原料としている化学企業等などはむしろプラスに働く訳で、それだけの理由で大きく日経平均が下がるとは考えにくいと言えます。今までの原油価格の推移を見ていると尚更です。

むしろ別の要因があるのでは、と考えたくなります。

今月15,16日にFOMCが開かれ、アメリカがゼロ金利を止めることが表明されるだろうと言われています。今のところ、アメリカ時間で14日に余程の事件が起きない限り、利上げは確実視されています。

利上げ後、ドルに対する円の動きが気になります。通常であれば、円安ドル高になるはずです。なぜなら金利が上がれば、安全資産である米国債を買う方が投資家たちにとっては有利に動くからです。

もし、米国の利上げ後、円安に進まなかった場合は・・・・。

怖いことになるかもしれませんよ。「どうしてか?」と言うと、国際基準で、国の借金を見た場合、国債の中に借金に該当しない国債が大量に含まれているからです。

説明をすると長くなるので止めますが、GDPの2倍以上も借金がある国の日本の円が安全通貨として買われるのには矛盾があります。ギリシャを見れば一目瞭然だと思いますが、円に対しては同じことがおきていません。つまり、外国の投資家たちから日本を見た場合、実は、日本政府の財政が健全であるということを理解しているということになります。

FOMCの後の円の動きが実に楽しみです。

ちなみに、財務省が100兆円以上のヘソクリを隠している可能性があるようです。残念ながら私は、それを証明することはできませんが。


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