アメリカ、7月に利上げ!はたして統計の数字は信用できるのか! [出鱈目経済学]
先週、アメリカの雇用統計が発表されましたが、その数字が市場予想より大幅に減だったので急激に円高が進みました。週明け(6月6日以降)もさらに円高が進むのではないかと予想されています。
ところがこの雇用統計の数字、確かに悪かったのですが、その中身を詳細に分析すると一過性のものである可能性が高いことが分かりました。つまりアメリカ経済は、思ったほど悪くはないということです。マスコミの一部が「アメリカ経済景気後退か?」と言ってあおっていましたが、事実は違うようです。
というのも、アメリカの雇用統計には独特の計算の仕方があり、例えばストをすると、その期間中は失業者扱いになったりします。実際、今回の雇用統計には大手企業のストの数字も含まれいます。
単純に統計の数字を鵜呑みにすると、思わぬ落とし穴に落ちるかもしれません。実は日本でも発表される統計の数字も「本当に信用できるのか?」と思うことがあります。マスコミは悪い数字を好むようで内容が正しいかどうか調べる気がないように見えます。
一部の学者たちから、経済構造の変化が速くて統計が追いついていないのではないかという指摘があります。私自身もそういう気がします。
案外、日本の景気、良かったりして・・・・。
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