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マンション立替・・熊本地震 [マンション]

熊本の大地震では、熊本城をはじめ多くの建物に被害が出ました。

このブログをお読みの方も覚えておられると思いますが、地震で傾いたマンションがありました。旧耐震設計で建てられたマンションで、構造上早急に耐震工事が必要なマンションでした。

理由はわかりませんが、今回の地震が発生するまで耐震工事はなされませんでした。今回の地震の被害を受けて調査の結果取り壊し立替ということになるようです。

住民にとっては、地震の被害により、いきなり路頭に放り出されることになりました。多分仮設住宅等に移られることになるとは思いますが、これからの生活を考えると大変苦労を強いられることになると思います。

今回の熊本の大地震で被災を受けたマンションも多くありますが、上記以外のマンションに関しては、外見上かなりの損傷を受けているマンションでも、肝心な躯体部分に関しては大きの損傷はなかったようです。お金はかかると思いますが、修繕することによりまた元通り住めることになるようです。

旧耐震設計のマンションすべてが危険なわけではありません。実際平成7年に発生した阪神淡路大震災でも旧耐震設計で建てられたマンションでも大きな被害を受けずに済んだマンションも多々ありました。マンションの構造によっては旧耐震設計で建てられたマンションでも耐震補強をしなくてもいい場合があるということです。

さて、今回熊本の大地震で傾いたマンションは、明らかに外見上から見ても早急に耐震工事が必要なマンションでした。多分、行政からも耐震工事を早急にするように指示を受けていたのではないかと思います。

でも、現実は、見ての通りになりました。

今私が知りたいのは、どうして耐震工事がなされなかったのかその理由がです。多分複合的な理由が存在するのだろうと思います。早めに解決して耐震工事がなされていたならば、と思います。

みなさんご存じかどうかは知りませんが、現在、国は、旧耐震設計で建てられたマンションの立替並びに耐震補強の促進に力を入れています。そのために法の改正、自治体からは耐震補強工事等に補助金を支給しているところもあります。

旧耐震設計で建てられたマンションで耐震工事等が必要と言われているマンションにお住いの住民の皆様、早めの耐震工事、もしくは費用は掛かりますがマンションの立替を検討すべきだと思います。

最も、私にもわかりますが、管理組合が率先して住民たちの意見の合意を形成するのは大変な動力を必要とします。でも今回の熊本の大地震でもわかるようにいきなり路頭に放り出されたらどうなるかを考えるべきでしょう。

結果、後悔した時には手遅れと言うことです。


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