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温暖化についてのちょっとした疑問? [雑感]

最近、温暖化という言葉をよく聞くようになりました。何かあるとすぐ温暖化のせいにしていますが本当にそうなんでしょうかね・・・と天邪鬼のように考えてしまう私です。

温暖化とは・・・(私の耳学問によると)温暖化ガスと呼ばれる二酸化炭素などのガスが大気中に増えて気温があがりそのために南極や北極の氷が解けたり異常気象が起きたりする現象のことです。(多分、これでよかったと思いますが?)
しかし、今起きている現象が果たしてすべて温暖化によるものかと決めてしまうにはどうも私には出来ないようなきがします。現に今の異常現象を温暖化だけで説明するのは無理と発言する研究者もかなりの数いたはずです。(もっとも、マスコミにはあまり登場しませんけど。)

それはともかくとして、私が疑問に思っていることを書くことにします。あくまでも素人考えですけどね。

ひとつめの疑問とは、温暖化ガスには保温作用はあるが直接的に気温を上げる作用はないはずです。仮に温暖化ガスが増えたとしてもそれだけで果たして気温が上昇するでしょうか。多分上昇しないと思います。
要は何が言いたいかというと、気温を上げるためにはそのための熱源が必要だということです。
その熱源は、人間の活動によっても作られると思いますが、しかしその大部分はやっぱり太陽によってもたらされると考えた方が自然だと思います。そしてここにひとつ大きな落し穴があるような気がするのです。
それは、
「太陽が地球に供給している熱量は一定である。」
と勝手に思い込んでいるのではないかという事です。
仮に、太陽が供給する熱量が1㌫増えたりあるいは減ったりした場合、気候は大きく変化すると思うのですがどうでしょうか。
その昔、ロンドンを横切るテイムズ川が凍結してしまうほど寒い時期がありました。研究の結果、その時期、太陽から供給された熱量が少なかったことがわかっています。
主観的な話になりますが、2005年から2006年にかけての冬場、それから2006年から2007年にかけての冬場、太陽の日差しがやけにきつかったような気がしませんでしたか?寒いのに太陽だけは真夏とは言わないまでもかなりギラギラと輝いていたと思います。後で知った話によると、当時は太陽の活動がおとなしい時期だったはずなのが観測衛星のデータの結果を見るとその逆で活発に活動していたそうです。つまり常識が違っていたワケです。
残念ながら私の経験と太陽活動との因果関係を私は証明することは出来ません。でも現在の気象の変化をすべて温暖化ガスだけで結論付けするのは少々早計な気がするのですがねえ・・・。
余談ですが今年の冬は太陽のギラギラ感をあまり感じませんでした。そのためかよく判りませんが結構大阪でも雪が降りました。もうひとつおまけに付け加えておきますと寒さのために今年は桜の開花が関西では若干遅れる見通しだそうです。

ふたつめの疑問は、もし気温が上昇した場合、大気圏が膨張するのではないかという疑問です。
ネット上で「温暖化によって海面が膨張する」という記事を読みました。当然海面が膨張するなら大気も、と思うのが自然な考えではないでしょうか。
へこんだゴムボールをお湯の中に入れるとゴムボールの中の空気が暖められて膨張し、ゴムボールが元の形に戻ります。そのボールをお湯の中から取り出して外に置いておくと中の空気が冷えてゴムボールがまたへこんでしまいます。理由は学校で習っているはずですからここでは省略しますが、同じことが大気圏でも起こるのではないかというのが私の考えです。もっともこの考えは私のオリジナルではなく、そう言っておられる学者さんの受け売りです。正直聞いていて「なるほど」と思ったくらいです。
仮にもし大気圏が膨張しなければ温暖化のために大気圧が上昇します。上昇した大気圧は海面を押さえつける働きがあるはずですから上記の「温暖化によって海面が膨張する」ということに矛盾することにならないでしょうか。(台風の中心部では気圧が低いために海面が持ち上がる現象があります。その逆のパターンと考えていただくと理解しやすいかもしれません。)
では逆に大気圏が膨張するとどうなるでしょうか。多分膨張することによりエネルギーが失われ気温が下がります。結果大気圏が収縮すると思います。そしてそれを将来にかけて同じことを繰り返すのではないでしょうか。
しかし、大気圏が膨張するにしても少しばかりやっかいな問題が起こるかもしれません。
地球の大気圏の境界線は、通常(間違っているかもしれませんが)だいたい100㌔から120㌔位の高さにあると言われています。もしその境界線が高くなるととんでもないことがおこるかもしれません。
実は、この境界線のすぐ外側を多くの人工衛星が飛んでいます。これらの中にはスパイ衛星あるいは軍事衛星と呼ばれるものが含まれています。中には故障や寿命でただ単に飛行しているものもあればひょっとすると原子炉を搭載して飛行している衛星もあるかもしれません。
これらの衛星は、今まで境界線ぎりぎりの大気圏外で飛行していますが、温暖化のために大気が膨張して大気圏内を飛行するようになると考えられます。大気圏の中を飛行すると言ってもものすごく薄い大気圏の層の中を飛行することになりますが、飛行している衛星にとっては大問題で、やがて衛星は大気との摩擦によって失速し、地上へ落ちてくるのでは、と考えられます。いくつくらいの衛星が落ちてくることになるでしょうか、ひょっとして中には原子炉を積んだ衛星も含まれていたりして・・・・・・。考えるとこっちの方が温暖化よりも怖いかもしれませんね。

さて、私のバカバカしい話はこれで終わりです。じじいの戯言として聞き流してくださいね。
でも不思議なのは現在起きている異常気象などは今の温暖化ガスの濃度程度では説明が出来ないと少し前までは多くの研究者や学者たちが発言していたはずです。しかし現在ではその声は聞こえてはきません。おかしな話です。あるいはただ単にその声が我々の段階まで伝わってきていないだけの話かもしれません。
ただ個人的に言えることは多くの可能性があるのならばそれをひとつひとつ検証してつぶしていくしか方法はないと思います。場合によっては幾つかの可能性が複合的に絡み合って現象を起こしているかもしれません。そしてそれを突き止めていくのが研究者たちの役目のひとつだと私は考えています。

最後に一言かっこよく言わせていただきます。
地球は私たちの家です。その家をいつまでもきれいにしていきたいものですね。
なんちゃって・・・・・。(^^)v


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コメント 4

MANTA

こんにちはー
>温暖化ガスが増えたとしてもそれだけで果たして気温が上昇するでしょうか。
上昇します。というのも、地球に降り注ぐ熱量の多くが、宇宙に跳ね返って帰って行くからです。温暖化ガスは「鍋ぶた」の役割をするのです。

>「太陽が地球に供給している熱量は一定である。」
ここ10年くらいの衛星による観測によれば一定ではありません。ただその影響は現在の地球温暖化に影響を与える程度ではないという研究があるようです。

大気の膨張のお話は面白いですね。ちょっと調べてみたいと思いました。

by MANTA (2008-03-21 08:59) 

キリンさん

遅くなりましたがコメントありがとうございます。
温暖化ガス「鍋ぶた」の働きをするのですか。知りませんでした。
これを書いている時、炭酸ガスを外的影響を受けない一定の温度の所に置いた場合、炭酸ガスの温度に変化がないのでは、と思い書きました。

テレビを見ているとなんでもかんでも温暖化のせいにしているような気がします。天邪鬼の私にはどうもその辺がイマイチ・・・・。最近ではレジ袋削減にエコを絡めてCMしているところがありますが、単純に「経費削減のためにレジ袋を廃止します。」とCMした方がまだいいような気がするのですがね。やっぱり私って変?



by キリンさん (2008-03-23 22:45) 

MANTA

温暖化には実に3つの側面があります。
1)地球は本当に温暖化しているのか?それは人為的な原因なのか?
2)地球温暖化は地球にとって深刻な問題なのか?
3)地球温暖化を防ぐとすれば、どのような対策をすればよいのだろうか?

1は、ある程度人為的影響であると現状では結論づけられています。
2については「台風が増えた」「桜が早く咲く」などと温暖化の因果関係は不明です。また「暖かくなるからいいじゃないか」という人もいます。急激な環境変化はさけるべきではないか?という合意が形成されている程度で実体は不明と言ってよいでしょう。ここが従来の「公害問題」とは大きく異なります。
マスコミの論調をみていると、2が非常に大問題のように扱っていますね。ここに違和感を覚えられるのではないでしょうか?

3についてはさらに問題が複雑で(2がはっきりしないこともあり)対費用効果が不明です。レジ袋程度ではどうにもならないです。一方で、レジ袋ひとつから市民の意識をかえることは効果的かもしれません。対策は科学的効果に経済面や心理面も絡む難しい問題です。
by MANTA (2008-03-28 08:51) 

キリンさん

MANTAさん、またまた遅ればせながらコメントありがとうございます。
MANTAさんのおっしゃるとおりです。
最近のマスコミの報道のあり方を考えてみると、温暖化の問題だけでなく他の報道についても即決的に解答を出す傾向が強いような気がします。
テレビのような媒体の場合は、ある程度仕方ないのかもしれませんが新聞までもがそれに引きずられているのはいかがなものかと思います。
報道のあり方について考えた方がいいのかもしれませんね。

by キリンさん (2008-04-11 04:47) 

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