まさか・・・! [くらし]
この間、仕事の帰りに梅田を通った時に気付いていたのですがそれが昨日やはり現実のものとして認めざる負えなくなりました。まさかと思ったのですが現実でした。
いったい何が起こったかを一言で言うと
「背が伸びた」
「えっ、そんなこと」と思うかもしれませんが私にとっては大変重大な問題です。
実は仕事の帰りしな近道をするために新梅田食堂街の狭い通路を通った時のことでした。今まで気にしたことのない頭上の小さなお店の看板が頭に当たりそうになりました。気のせいかなと思いつつ昨日身長を測ったら187㌢を超えていました。
私は、もう50を過ぎています。おまけに人よりかなり高い。今まで表向き186㌢で通していたのですがそれが2㌢近くも伸びていたなんて私にはショック以外の何物でもありません。
人は、25歳あたりを過ぎると軟骨の収縮が始り背が縮み始めます。私の聞いた話では年間1㍉から2㍉位の割合で背が縮むということでした。つまり私の場合、仮に年間1㍉背が縮むとすればおおよそ20年間で2㌢背が縮んで183㌢台の身長になっていないと話に合わないことになります。つまり逆に背が伸びるということはとんでもない話なのです。
みなさんは背が高いとうらやましいと思うかもしれませんが、私にとっては一つもいいことがありませんでした。
小学校を卒業する頃はまだ私よりも背の高い友達が何人かいましたが、ところが中学3年間で私はなんといっきに25㌢も背が伸びてしまったのです。伸びたのはいいのですが体重がまったくと言っていいほど増えなくて一種の虚弱体質みたいな状態になってしまいました。食べる量はとにかく多かったのですがそれが体重にバランスよく回らなくてとにかく中学3年間はいつも体がしんどかったことを覚えています。おまけに体がしんどいだけでなく、制服が1年で使い物にならなくなり従兄のお古を貰って何とか中学3年間を切り抜けたことを覚えています。(私の従兄は運がいいことにみな背が高かったの助かりました。)つまり極端に背が伸びると家計を圧迫するという事態になってしまうのです。
もうひとつ生活で困ることは、日本の家屋の入り口が高さが低いということです。お分かりだと思いますが入り口でよく頭をぶつけて痛い目に遭いました。電車のドアでも頭をぶつけたことが何度もあります。つまり日本の家屋では180㌢以上の人間が生活するには少々住み辛い構造になっていると言っていいでしょう。
30歳を過ぎてからやっと体重が追いついてくると体力も付いてくるらしく朝まで仕事をしてもあるいは飲みに回ってもそんなに苦にならなくなっていました。いまでもそうですが十代の私と今の私を比べても今の私の方が体力があると思っています。
やはり身長と体重のバランスのとれた成長がいかに大事かということを思い知らされた今まででした。
それなのにまだ伸びるとは・・・・・。
コメント 0