懐中電灯が品切れ！！！

初めに、今回の大震災に遭われた皆様にはお見舞いを、亡くなられた方にはお悔みを申し上げます。
まだ多数の人々が行方不明で、消息がつかめていないようですが、生きて戻られることを望んでおります。

今回の地震は、地震そのものの被害よりも、大津波による被害が甚大でした。もし津波がなければ現在の被害の１０分の1、あるいは１００分の1以下で終わっていたかもしれません。
特に宮城県以南に関しては、実に１１００年振りの大津波の被害を受けたことになります。

現在、問題になっている福島原発も原発本体は津波の被害をまったく受けませんでした。しかしそのかわりに原子炉周辺にある付帯設備が津波によって流されてしうことになってしまいました。
特に原子炉が停止した後、原子炉を維持管理するシステムが大津波によって破壊されたために現状のような惨状になっているわけです。

東京都を中心に電力供給に不安が生じ、現在計画停電が実施されています。
そのために懐中電灯や電池などが品切れになる店が続出しているようです。
私は、この話を聞いて首を傾けたくなりました。
電池が品薄になるのはある程度わかります。電池は使わなくても電気を消耗するのでイザという時、電池が切れていることがしばしばありうるからです。しかし懐中電灯本体は、電球以外は消耗品ではないのでひとつ買えば長いこと使えるはずなのですが・・・・？

東京都というと大正時代大震災を経験して、毎年９月１日になると大がかりな防災訓練をおこなっています。大阪に住んでいる私にしてみれば、東京都民は大阪府民よりも防災意識が強くて、日頃から懐中電灯くらいは各家庭に１個や２個くらいは用意しているものと思っていました。それが今回・・・・。

しかしまだ関東の場合、計画停電が実際におこなわれいますからある程度納得できますが、しかし地元の大阪でも同じ現象が起きていることにただただびっくりしているところです。

日本は、自然災害の多い国です。地震以外にも台風にも襲われたりします。当然台風に襲われでは夜間に停電という事態になることもあります。そんな時いったいどうして過ごすのでしょうか不思議に思います。

今回の震災を機に、せめて日頃から懐中電灯くらいは準備しておいた方がいいともいますが。

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