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節電の前に電気器具の使用優先順位を決めましょう [くらし]

原発の事故以来、電力供給に不安がある中、節電意欲が高まっているようです。しかし節電する前に使用する電気器具の優先順位を考えておく必要性があると思います。
例えば、我が家ではほぼ一日中電気を使って医療器具が動いています。結構電気を喰いますが止めることができないので節電の対象外になってしまいます。

余計な話になりますが、政府は東電の賠償金を捻出するために電気代の値上げを考えているようですが、24時間人工呼吸器などを使っているお宅ではかなりの電気代の負担になります。残念ながら医療器具用の電気代は保険で賄うことができませんので電気代の値上げは上記のような患者を抱えている世帯にとっては即大きな負担増になることになります。

夏場の室温設定にも気を付ける必要があります。
例えば高齢者、幼児を抱えている世帯では、室温は28度ではなく26度以下にする必要があります。高齢者の場合、室温28度で扇風機を使って涼をとろうとすると100㌫熱中症になって救急車で病院に運ばれるのがおちです。
最近の子供の中には汗腺の発達が未熟な子が増えているという話を聞きます。この子供たちも同じで温度設定を間違うと高齢者と同じように熱中症になる可能性があります。

節電できる世帯は、大いに節電すればいいと思いますが、値上げまでして節電させようとする考え方が政府内にあるようですが同調できません。失政を弱者に押し付けているようなものです。

最後に
我々日本人は残念ながら電気を使った生活に慣れ親しんできました。その結果その生活からただちに抜け出すことは事実上不可能だと言っていいと思います。極端な言い方をすれば電気によって生命を維持していると言っても過言ではないでしょう。もしそれが失われたら多分多くの犠牲者を出すことになるでしょう。
今のところ福島の事故では大きな被害は出ていますが死者は一人もでていません。しかしこの先電力不足が全国的に派生した場合間違いなく死者が出るでことでしょう。そうなった時誰がその責任を取るのでしょうか。
多分本当にそうなった場合、今の政府なら責任回避してその責任を他人に押し付けそうな気がしますが・・・・・。


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