蕎麦とうどんに関する手持本の紹介 [たべもの]
蕎麦とうどんが好きなのでそれに関する手持ちの本の紹介です。
㈳日本麺類業団体連合会編
蕎麦やうどんについて解説している本で、例えば「どうして大晦日に蕎麦を食べるのか」、「どうして蕎麦屋の屋号に庵がつくのが多いのか」というお題百題について書かれています。読むと蕎麦とうどんの基礎知識が身につきます。
ただし、蕎麦についてのお題が72題、うどんについては28題取り上げられています。
新島繁+薩摩卯一共編
この本は、蕎麦の事典と言うべき本で蕎麦の歴史や技術などについて書かれています。
著者の故堀田 平七郎は蕎麦の名店「並木藪蕎麦」の御主人で、「美味しんぼ」にも登場したことがあるので知っておられる方もいるかも知れません。江戸蕎麦の伝統を守るために日々努力された方でもあります。
「江戸そば一筋」では蕎麦屋の仕事とか技術などについて書かれています。
「そばや今昔」はエッセイ風になっており蕎麦以外のことについても書かれています。
故宇佐美 辰一さんはきつねうどん誕生の店「松葉屋」の御主人です。この本ではきつねうどんの誕生秘話、 うどんの製法、道具などについて書かれています。
尚、ここでは文庫版を紹介していますが、私の持っている本は新書版で著者は宇佐美 辰一さんひとりだけになっています。
著者の加藤 晴之は有名な映画俳優の故加東大介さんの一人息子です。
この本では、著者がデザイナーから出張蕎麦打職人へ転進するまでの自叙伝的作品となっています。
うどんすきで有名な「美々卯」誕生からうどんすきが生まれるまでの物語を故薩摩きくさんを中心として描かれている作品です。
余計な話になりますが前出の「蕎麦の世界」の編者薩摩卯一氏は薩摩きくさんの息子さんになります。
加計(広島)発・森(北海道)ゆき そばづくし汽車の旅―そばに徹した8日間全長4500キロの旅
- 作者: 種村 直樹
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1991/04
- メディア: 単行本
レールライターで有名な種村 直樹さんとその仲間たちとが広島の加計駅から北海道の森駅まで4500キロを8日間かけて沿線各地のうまい蕎麦を食べつくした紀行文。
◎ 簡単に内容を紹介していますが勘違いなどで内容紹介が間違っているかも知れませんがその点だけは御勘弁ください。
コメント 0