忍者化した癌の恐怖 [医療・介護]
つい最近、私の姉が勤めていた会社の上司が急死したのでその御通夜に姉が行って聞いてきた話を書きます。
亡くなった上司の病名は肝臓癌、癌自体が直接的な死因ではなく、癌が原因で腹水が溜まり、その腹水が何らかの菌に感染してそれが原因で亡くなったそうです。
ところがこの肝臓癌、生前中はすべての検査を忍者のごとくすり抜けたそうです。
血液検査、エコー検査、レントゲンすべての検査をパスしてしまったそうです。
死んだ直後は、死亡原因は不明ということになっていたそうです。
亡くなった後、再度検査(多分、病理解剖)した結果肝臓に小さな癌が見つかったそうです。
そしてそれが原因で腹水が溜まったようです。
亡くなった御本人は、検査結果を聞いて安堵していたようですが、まさか忍者の癌が潜んでいようとは露ほどにも思わなかったことでしょう。
これ以外にも以前聞いた話によると、ある人が胃癌なったそうですが胃カメラで胃の中を見ても胃癌がひとつも見つかりませんでした。
ではどこに癌があったかというと、胃の外壁に癌があったそうで胃カメラでは発見できない種類の癌だったそうです。
我々自身、胃癌というとついつい胃の内壁で発病するものだと思いがちですが、外壁でも発病することを覚えておく必要があるかもしれません。
もっとも忍者の癌を見つけるのは用意ではありませんが・・。
一言、「コワー」
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