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堺トラム「紫おん」に乗りました。 [旅行・観光・鉄道・バス]

2014年3月1日、それまで堺市内しか運行されていなった堺トラムがこの日から天王寺駅前まで乗り入れを開始しました。

3月1日からは、それまで営業運転されていた第1編成「茶ちゃ」に加えて第2編成の「紫おん」も営業運転に入りました。計画では、あと1編成導入されるそうですからそうなれば乗車機会も増えることになるでしょう。

この日の朝、天王寺駅前では、セレモニーがあったようですが、とりあえずそれは無視してとにかく大小路停車場から天王寺駅前電停まで乗ってみることにしました。

堺トラム.jpg

大小路電停13:56発天王寺駅前行は、朝天王寺駅前で出発式に参加した「紫おん」でした。

1本前の電車は、あまり人が乗っていませんでしたが、「紫おん」はラッシュ並みのすし詰め状態、やはり新車の堺トラム、人気があると思っていたら綾ノ町電停で団体さんが下車し、車内は普通の混雑状態に戻りました。おかげで私は、少しばかり座りにくい座席に座ることができました。正直言って座れてホっとしました。今の私、右手で吊り革を握ろうとすると肩に激痛が走り吊り革を握ることができないからです。おまけに左手は、脳出血の後遺症で握力があまりないし・・・。

天王寺駅前に乗り入れるため路線や停車場の改良工事が必要だったようで、そのために3月1日まで乗り入れることができませんでした。

堺トラムは、低床式で車椅子等が乗りやすくなっています。おまけに従来車と比べると若干広くなった分乗客数も増えています。3月7日に近鉄百貨店アベノハルカスが全面開業すると阪堺軌道の乗客数も今以上増えると予想されているので堺トラムの本当の実力が発揮されることだと思います。

「紫おん」は住吉大社の最寄住吉駅鳥居前を出ると上町線に乗り入れます。上町線は元々乗車率が高い区間でしたから、私の乗っている「紫おん」も天王寺に近づくにつれて混雑がひどくなってきました。多分天王寺駅前には数分遅れで到着したと思います。

天王寺駅前電停は、階段を使って地下通路に降りるしか現在のところ方法がありません。つまり堺トラムの機能を発揮させるためには天王寺駅前電停の改良工事が必要になることでしょうし、まだ駅前全体の都市開発工事もまだ100%完成していないので、多分その中で改良されるものだと考えていいのかもしれません。

階段を地下道に向かって下りていると、後ろから御婦人の声で「帰りも同じ電車に乗って帰ろうよ。」というような話が聞こえてきました。どうやら堺トラムは女性のハートを掴んだようです。この話を聞いて私は堺トラム導入が成功したのではないかと感じました。


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