Windows 10 Technical Previewをインストールしてみました。 [パソコン]
2015年秋にリリースされるWindows 10ですが、その日本語Technical Previewが公表されたので早速ダウンロードし、インストールしてみました。
始めにインストールするパソコンのスペックですが、たぶんWindows XP SP3がサクサク動くパソコンならば問題なく動くと思います。(あくまで多分ですですけどね。)ただしモニターの解像度は、1024×768以上であることが条件になります。どちらか一方でもこれ以下の解像度(例えば800×600)になるとWindows 10の一部のアプリが利用できなくなります。この点だけ見るとWindows 10は、Windows 8の仕様を受け継いでいることになります。やはり、一時期流行ったネットブック型パソコンは、リナックスでもインストールして使うしかないようです。
今回のWindows 10は今秋無料配布(多分アップデートのスタイルをとると思いますが、現時点ではどのような方法で配布するのかわかっていません。)されますが、無料配布の割にはいやに親切なインストール方法になっています。
まずセットアップをクリックすると当然のようにインストールが始まりますが、始まるとすぐにインストールされるパソコンがWindows 10に適合しているかどうかを調査し始めます。結果適合しない場合は、その表示が表れます。デバイス等も不適合の場合は、表示されます。
すべてがクリアーした場合、前のOSからの引継ぎに関する表示が表れます。私は、Windows 8をTechnical Previewでしか使ったことがないのでよくわかりませんが、とにかくWindows 7にインストールされているアプリケーションがWindows 10 Technical Previewをインストールしてもそのまま使えます。つまりOSを入れ替えてもまた邪魔くさいソフトの再インストールをしなくて済むという便利さというか時間の無駄遣いがなくなるというおまけまで付いています。当然ここではすべて引き継ぐを選択します。
操作性については、Windows 8からWindows 7に先祖帰りしたと言っていいかもしれません。ただあくまでWindows 8の発展形のOSなので、Windows 8を現時点で御使いの方の方がOSの構成を素早く理解できると思います。
現時点では、最初に書いたWindows 10による適合調査ですが、組み込まれているデバイスがすべて「問題なし」と判断されたとしても利用できるかどうかは使ってみないとわからない場合がありますので注意してください。
一部のネットニュースでは、Windows 7は上書きされるという記事を読みましたが、Windows 7からアップバージョンした場合でも、元のWindows 7に戻すことができました。
ここで失敗を恐れずに果敢に「Windows 10 Technical Previewをインストールしましょう。」と言いたいところですが、この世界、私の言った通りになるか自信はありません。もしWindows 10 Technical Previewをインストールする場合は、自己責任で余っているパソコンで試してみるのが一番だと思います。
前にも書きましたが、あくまでWindows 10 をインストールできるのはWindows 7以降であることをお忘れなく。Windows XP SP3からは直接アップバージョンできませんので、その点注意してください。
ひとつだけ気になることが。
今まではOSが有償だったのでPreview版を一旦アンインストールしてから正規品をインストールしていましたが、今回は無料のOSということではたして依然と同様アンインストールしてからWindows 10をインストールするのか。それとも更新ファイルをインストールしてPreview版を正規品に変更できるのか、気になるところです。
できたら後者の方を選んでもらえると、楽なんですが。はたしてどちらになるのでしょうか。
余裕のある方、Windows 10 Technical Previewをインストールしてみませんか?インストール時間は、Windows 7からの場合は約1時間でした。ただしPCの性能によっては時間差があると思いますので目安としてお考えください。
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