大阪駅に新幹線を乗り入れさせたいな・・・その1

前に書いた新幹線ネタが意外と受けたので2匹目のドジョウを狙いにまた新幹線ネタで・・・・・。

東海道山陽新幹線が結ぶ４大都市、東京・名古屋・大阪・福岡(博多）のうち大阪だけが駅名に新の文字がついています。いうまでもなく新幹線の駅が大阪の中心地（梅田）から淀川を渡ったところに設置されたからです。

JR東海道線は、上り下りとも大阪駅を出ると淀川の方に向かって大きくカーブします。カーブを嫌う新幹線としては現在の場所に駅を設置するのは仕方なかったかもしれません。仮に大阪駅に建設当初から乗り入れさせようとすればかなりの追加費用がかかることは簡単に想像できます。予算ギリギリで建設された東海道新幹線にとっては夢のまた夢だったかもしれません。その結果、乗客は新幹線に乗るためにいちいち新大阪駅まで出向かなくてはならなくなりました。

大阪の中心地は言うまでもなくJR大阪駅のある梅田一帯です。ここには多くの鉄道の路線が乗り入れています。
JRだと東海道線、大阪環状線、福知山線、東西線
私鉄だと阪急電車、阪神電車
地下鉄だと御堂筋線、四つ橋線、谷町線
計9路線が梅田一帯に乗り入れていることになります。

大阪から新大阪駅に出るには地下鉄御堂筋線かJR東海道線を使います。乗り換えに必要な時間はおおよそ15分から20分くらいかかると思います。もし大阪駅に新幹線が乗り入れていればこの時間が短縮できるわけでそれによる経済効果は計り知れないものがあったかもしれません。多分個人的には大阪と東京を結ぶ航空路線は太刀打ちできなかったのでは、と思っています。

現在、大阪駅北側にある梅田貨物駅一帯は再開発の工事が進行中です。（少々工程の方は遅れ気味だそうです。）
私の個人的計画では、この再開発の工事に合わせて新幹線を大阪駅に乗り入れようというのが考えです。すべての列車を大阪駅始発（終着）するという考えであえてここでは東海道新幹線と山陽新幹線のレールは繋ぎません。それぞれ別々のホームを建設してそれぞれの列車を運行させます。

はじめのうちは山陽新幹線のホームは大阪駅在来線ホームの上に建設して東海道新幹線のホームは地下に建設するつもりでしたが地図を見ているとやはり山陽新幹線のルートも地下にした方がよさそうなので東海道新幹線と同じように地下にホームを建設することにしました。どちらのホームも２面４線で１６両編成の新幹線が止まるためにホームの長さは４００㍍を超える長さになります。
東海道新幹線のホームと山陽新幹線のホームを並べて建設するのは少しばかり難しそうなので地下２階を東海道新幹線のホームに、地下３階を山陽新幹線のホームにします。建設場所は、大阪駅中央口の下で南側に地下街があるのでそこから直接新幹線に乗れるようにするためにホームの南端を地下街の中央あたりにくるように建設します。これによって阪神電車や地下鉄、JR東西線からの乗り換えが便利になると思いますし梅田周辺で過ごす時間を増やすことができると思います。ホームの長さから見て北側の端は再開発地域まで届くと思うので阪急電車からも再開発地域からも新幹線の利用が便利になると思います。

さて大阪駅を出た新幹線は淀川の下を通り地上に出るわけですが、山陽新幹線は尼崎の手前辺りで地上に出て本線と合流するのに対して、東海道新幹線の方は車庫のある鳥飼付近で地上にでて本線と合流します。

「鳥飼あたりまで行かなくてももっと手前で合流できるのでは」という意見がでそうですが実はこれにはちゃんとした理由があります。それについては次回にお話します。

大阪駅地下に新幹線が乗り入れたらかなり便利になるのは間違いないと思います。私は南海電鉄沿線に住んでいますが、そんな我々にとってもメリットは大きいと思います。
でもやはりこれは夢の話ですね。ひょっとするとコワーイ夢の話であったりして・・・・。

タグ：大阪 新幹線

コメント 1

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