冬の高野山へ行きましょう [旅行・観光・鉄道・バス]
真言密教の聖地：高野山
あるいは世界遺産：高野山と言った方がわかりやすいか。
とにかく和歌山、冬の高野山に行きませんか？。
紀州というと「暖かい」というイメージがあるかもしれませんが、高野山は約１０００㍍の山地にある町ですから冬場は極寒の趣を経験できます。
ほとんど電車、ケーブルカー、バスで移動できますが、一歩乗り物から外に出れば極寒の寒さを経験できます。運が良ければ銀世界を楽しめます。子供たちにとっては絶好の雪遊びができるかもしれません。
以前にも書きましたが、高野山の公衆トイレの中には暖房付があります。冷えた体をトイレで用を足しながら暖をとることができます。
お正月を挟んで、１２月２８日から１月４日まで金剛峰寺や大伽藍等通常拝観料がいる施設が無料になります。ただし多くの国宝、重文を保管している霊宝館は同期間お休みになります。
振る舞い酒や御屠蘇のサービスも無料で受けることができます。
ただし、期間が期間なので商店の中には正月休みで店を閉めているところもありますのでひょっとすると昼食をとる場所を見つけるのに難儀するかもしれません。気を付けてください。
高野山というと宿坊が有名ですが、正月期間はどの宿坊も予約でほぼ満室だそうです。思い立って泊まろうとしても無理ですので事前に各宿坊に空きがあるか確認してからお出かけください。
最後に
高野山の観光というと実は限られてきます。思い浮かぶだけで奥ノ院、正月の期間無料になる金剛峰寺や大伽藍、大塔などしかありません。自然豊かなところなのでハイキングと言いたいところですが、厳寒の高野山の周辺は完全な冬山になりますので安易な気持ちで入られると遭難ということになりかねませんので十分な支度をしてからお出かけください。
京都などでは各神社仏閣の拝観が可能ですが、高野山の場合ほとんどの寺院が一般公開をしていません。思うに各寺院が宿坊を営んでいるためかもしれませんが、中には見ごたえのある庭園を持っている寺院もありますので有料でもいいので見学できれば高野山の観光も広がるかもしれません。今後期間限定で庭園見学ツアーでも企画していただければ高野山を訪れる人も増えるかもしれません。もっとも高野山はお坊さんの修行の場、観光など二の次と言われそうですが。
冬の高野山、寒さ覚悟で訪れてみてはいかがでしょうか。あまりの寒さに風邪をひきませんように。
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