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中国の鳥インフルエンザ [又聞き情報]

皆様、御承知だと思いますが、中国で鳥インフルエンザが流行し始めています。

ここから先は、テレビの報道で知った話。

今回の鳥インフルエンザ(「H7N9型」)は、

1、鳥に対しては弱毒性。しかし人に対しては強毒性

簡単に言うと、鳥が罹った場合、あまり外見的変化がでません。それに対して人が罹ると死に至るほどの重症になります。

今回、鳥に対して弱毒性だったために初期対処が遅れた可能性があります。もっとも見た目鳥に変化がなければ見落とすのは当たり前かもしれません。

2、今回に鳥インフルエンザは、鳥から人へとうつりやすい形に変化しています。報道を聞いている限り、患者全員の感染経路が判別していないので、鶏だけでなく公園等の野生の鳥類からうつった可能性もあります。

3、現時点では人から人への感染は、確認されていません。毎日、報道を聞いていると患者数は徐々に増えていますが、人から人への感染で患者数が増えているようではなさそうです。

4、抗インフルエンザ剤の効果が確認されたようです。これによって罹っても重症化は防げる可能性があります。(厚生労働省の発表による。)

5、感染が飛び火しなければいいと思っていましたが、上海周辺からかなり離れた北京で患者が出たことは、広域で鳥インフルエンザの患者が出てくる可能性があります。もしこの先、広域で患者が見つかるのならば、たとえ人から人への感染でなくても中国への旅行等は控えるべきかもしれません。鳥から感染するリスクが高くなっている証拠と言えるからです。

6、ここからは私の推測です。時期的に越冬した渡り鳥たちが北に向かって移動する季節です。もし鳥インフルエンザに罹っている渡り鳥が移動を始めれば感染が北に拡大する可能性があります。先程の北京での発病が渡り鳥によるものだとするとこの先、中国北部、北朝鮮、モンゴル、ロシアあたりで患者が出てくる可能性があるかもしれません。特に北京周辺のように空気の流れの悪い所(ひどい公害に悩まされている所と言った方がいいかもしれませんが)では感染率があがるかもしれません。

7、遅かれ早かれ、人から人への感染は起こりうると思います。仮に今年はこれで収束したとしても来年にはもっと力を持って人を襲うようになるかもしれません。今からそのための対策を講じておく必要があると思います。なにせ相手は核弾頭では全滅させることのできない強靭な敵ですから。

 


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